謹賀新年
令和6年の元日を皆さんはどのようにお過ごしでしたか。
我が家は(ありきたりですが)前日の令和5年大晦日に兄たち家族が帰省してきて、1日夕方には帰るという急なスケジュールでしたので、丁度帰り支度をしている頃合いの午後4時10分・・「能登半島地震」が起きました。
私がすぐに思い出したのは中越地震です。頭に浮かんだのは揺れの恐怖と長岡市の土砂崩れ、それと山古志村の上をヘリで輸送される牛たちの姿でした。これからが寒さの本番という2004年10月23日で、今よりは寒さは幾分マシだったかとは思いますが、雪におびえる気持ちは石川県の方たちと同じです。余震の揺れの怖さと 悪天候による被災した皆さんの救出作業の遅れ・・・多くの亡くなられた方々にお悔みを申し上げます。そして被害に遭われたすべての方々にほんの少し・一瞬でも心身が温まる時が早く訪れますようにお祈りいたします。
私の住む加茂市では、揺れは大きかったのですが有り難いことに大きな被害は無く、余震はありますが比較的落ち着いて日常を過ごせています。この生活が普通の事ではなく、とても幸運なことなのだと改めて感じています。
何も特別な事が出来ない私がこうして毎日を過ごしながら、すぐに石川の皆さんのお役に立てることといえば、能登産の食べ物・飲み物を頂くことくらいでしょうか・・是非そうしたいと思います。
最後に、今年は辰年“昇り龍”の年です。皆さんにとってはこれからまだ先の長い戦いになると思いますが、いつか必ず良い事も巡って来ると信じて一緒に春を待たせていただきたいと思います。