ちょっと一服しませんか?

はじめまして、小柳茶道華道教室HPの管理人です。ここでは「ちょっと一服=一休み」ということで、 広い意味でのお茶やお花に関係のある物や話題について、また日常の中でちょっと気がついたことなどを書いていきたいと思っています。 若輩者で色々な間違い(勘違い)などがあると思いますが、温かい目で見ていただけることを信じて、末永くお付き合いをよろしくお願いいたします。


 もうすぐ・・・

もう6月、あっという間に上半期もあと1ヶ月になりました。早いですよね。5月はいつもよりめちゃくちゃ暑くて、このまま夏に突入!? なんて恐ろしいことを想像するほどでしたが、 今月はどうなるのか・・とても心配です。我が家の庭には今 空木〜ウツギ〜が白く可憐な花を咲かせていますが、綺麗な花が咲き終わるまで 梅雨には出来れば待って欲しいとお願い中です(笑)

ところで先月の終わりに、坂東玉三郎さんと太鼓芸能集団・鼓動の皆さんの特別公演「幽玄」を観てきました。私は玉三郎さんが大好きで舞台は何度か拝見しているのですが、 鼓動の演奏・舞台を見るのは初めてで、只々迫力のある太鼓の演奏を想像していました。でも実際の舞台は迫力はそのままで、その上に今回の公演の為の “ 能 ” の繊細さをプラスされた演奏は、 努力の賜物なのだろうと驚き感心しました。初めての謡もとても良かったです。

「幽玄」という公演はその名前に相応しい何とも不思議な世界観を魅せていました。中でもやはりと言うべきか、玉三郎さんの美しさは際立ち、指の先・足の先にまで行き届いた繊細な神経が <羽衣>では天女もかくやと思われるほどでした。<道成寺>では美しい白拍子が大蛇(龍)に変わる狂気を舞いで魅せ <石橋>では、普段は女形である玉三郎さんが絶対にしないであろう獅子を 玉三郎さんらしく たおやかに演じられ、鼓動の皆さんや随所で華やかさを加えてくれた花柳流の皆さんと共に作り上げた、素晴らしい舞台を観せていただきました。出来るならば遠くない将来に 玉三郎さんの歌舞伎の舞台を、ここ新潟で観たいと願わずにはいられない、そう思って帰ってきました。

それはそうと、今日は何だか暑さは落ち着いたものの、どんよりと曇り空で梅雨が近いと思わせる鬱陶しさ!こんな日は好きな映画を見るなり本を読むなりしながらボーっとして、冷たーくしたシャンパンを! あー飲みたい・・・(泣) すみません、今月も食欲(酒欲?)に勝てない私のボヤキでした・・・来月もよろしくお願いします!(笑)

平成29年6月

最新の一服 * 過去の一服一覧

新潟県加茂市新栄町10-34

Copyright (C) 2006 Oyanagi green tea & flower club All Rights Reserved.