ちょっと一服しませんか?

はじめまして、小柳茶道華道教室HPの管理人です。ここでは「ちょっと一服=一休み」ということで、 広い意味でのお茶やお花に関係のある物や話題について、また日常の中でちょっと気がついたことなどを書いていきたいと思っています。 若輩者で色々な間違い(勘違い)などがあると思いますが、温かい目で見ていただけることを信じて、末永くお付き合いをよろしくお願いいたします。


 夏真っ盛り!・・・のはず?

8月、あー夏休み!夏本番ですね。今年の新潟は、梅雨明けもいつもより少しだけ早く、関東よりも13年ぶりに早いということで、どれだけ暑くなるのか・・戦々恐々としています。皆さんの所ではいかがですか。 ただ不思議なことに今年は虫が少なくて、まあ虫嫌いの私としては嬉しい限りですが・・あくまでも今のところでしかありませんので、このまま出てこないことを祈っています(お願い!)

ところで、先日毎年恒例の「松竹大歌舞伎」を観てきました。今年は市川染五郎さんを座長に「晒三番叟」という女方が三番叟を踊る珍しい趣向の演目に始まり、最後は「粟餅」という舞踊を染五郎さんと中村壱太郎さんで、軽妙かつ華やかに舞い、 手ぬぐい?を客席に投げて湧かせる演出などがあり、楽しい気分で家路につくことが出来ました。ちなみになぜ手ぬぐいに “?” なのかというと、私の所には惜しくもそれは飛んでこず、実物を手に取っていないので断定は出来ないということです、悪しからず(笑)

けれど何よりも面白く楽しかったのは「松浦の太鼓」です。染五郎さんが初役となる松浦鎮伸を演じるのも楽しみだったのですが、何と言ってもあの忠臣蔵の中で、当ホームページの茶道・宗へん流と一番縁の深い大高源吾を主に進む物語であることです。 忠臣蔵はとかく冬に演じられることが多いのですが、夏に見る宝井其角と源吾の雪の両国橋でのくだりは、これはこれで暑い中で気持ち涼しくなれて一興だなと思い、宗へん流御家元・山田宗へんの名前を聞きながら楽しんでいました。余談ではありますが、 数年前に襲名披露公演を観せてもらった中村歌昇さんが、大高源吾を演じていたのもなにやら嬉しかったです(笑)

それはそうと 昨日、祖母の新盆も無事に済んで、次はお盆だなと暑い中 夏の行事を考えていたら、昨夜8月1日の夜に、我が家の廊下でコオロギを発見しました!・・もちろん驚いて 母を呼びに行った情けない私ですが(泣) しかし、何もこれからが夏本番という時に出てこなくても、 もう秋かい!と心の中でツッコミを入れて、例年あっという間に終わってしまう8月に なんとか待ったをかけようと必死に考え込む・・・輪をかけて情けない私に誰か愛の手を!(悲)

平成28年8月

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