ちょっと一服しませんか?

はじめまして、小柳茶道華道教室HPの管理人です。ここでは「ちょっと一服=一休み」ということで、 広い意味でのお茶やお花に関係のある物や話題について、また日常の中でちょっと気がついたことなどを書いていきたいと思っています。 若輩者で色々な間違い(勘違い)などがあると思いますが、温かい目で見ていただけることを信じて、末永くお付き合いをよろしくお願いいたします。

 おーっ やっと出た!

昨日2月が終わり今日は3月。“ 2月 ” はまだ何となく家の中で過ごす=冬 っていうイメージがあるのですが(雪のせいかもしれません) “ 3月 ” というと不思議と外を意識し始める、まあこれが私の春の始まりでしょうか。 我が家の白梅もやっと蕾が白くほころんできました。そういえば、今朝母が庭で今年初めてのフキノトウを見つけたと言っていました。昨年は全然出てこなくて、今年もダメかな?とうすうす心配していたので、やっと顔を見せてくれた 小さな新芽にホッと喜びを感じています。これも我が家の春の便りです。

しかし 「春に3日の晴れ無し」 とは本当によくいったものだと感心します。まったくその通りというか、なかなか晴れませんよね。寒いのか暖かいのかも今一つはっきりしないし、 う〜ん体調悪ーい・・と ついつい怠け癖のある私は家でボーっとしたくなり・・しています。もちろん朝は起きたくありません(悲・・泣) 皆さんは元気いっぱいですか?そういう方は是非その秘訣を教えてください!・・ただ、私の場合 春だからじゃなく年中こんな感じなので・・やっぱりダメですか〜(笑)

そうそう、春に関する事と言えば 「冬来たりなば、春遠からじ」 という言葉がありますが、これ日本の言葉じゃないって知っていましたか? 私ははもちろん知りませんでした・・・無知ですみません(恥・・泣) これはイギリスの詩人シェリーの 詩の結びの句だそうです。それにこの言葉の意味ですが、私は冬が来たのだから春も遠からず絶対にやって来る!と単純に思っていたのですが違うようです。詩全体の意味はともかくこの一部分でいうと、冬が来てしまったけどいつかは春がやって来る・・来て欲しい、という 願いというか希望を込めたもののようです。冬の長い北・中欧の方の言い回しは日本全体で考えれば合わない地方も多いと思いますが、同じように長く雪に閉ざされる冬を過ごす新潟に住む者には、その切なさが伝わって来ます。春は本当に待ち遠しいですよね。

明後日は雛祭り、そして14日には北陸新幹線が開業と 春らしい華やかな行事が目白押しですが、今晩は我が家製のフキノトウの酢味噌和えでも肴に晩酌したいと思います(笑) そして、11日にまる4年そして5年目を迎える東北大震災、 私も昨年3月に父を亡くしたことにより大事な家族を亡くす悲しみを身をもって知りました。様々な辛さと戦って頑張っている被災した方たちに、どうか少しでも楽しい事がありますように。・・今の自分の “ 普通 ” の暮らしに感謝をしたいと思います。

平成27年3月

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