ちょっと一服しませんか?

はじめまして、小柳茶道華道教室HPの管理人です。ここでは「ちょっと一服=一休み」ということで、 広い意味でのお茶やお花に関係のある物や話題について、また日常の中でちょっと気がついたことなどを書いていきたいと思っています。 若輩者で色々な間違い(勘違い)などがあると思いますが、温かい目で見ていただけることを信じて、末永くお付き合いをよろしくお願いいたします。

 皆さん!年末の準備 進んでいますかー?

年末って言うとなんだか急に気持ちが焦りだして、まだあれもしていないこれもしていないって感じになってきますが、それもつい数日前の青森・酸ヶ湯温泉の雪景色を見たせいです。 あの映像は雪国新潟に住む者にとっては何よりも衝撃的でした。あっもう冬が来る!・・・まだ庭は秋真っ盛りなのに、です・・(悲) 雪だけはまだまだ先延ばしにしたいものです。 皆さん、風邪なんかひいていませんか?くれぐれもお気を付け下さい。あっちなみに私はひいています・・・(泣)

しかし 話は先月末に戻りますが、最近のハロウィンは本当に派手になりましたね。仮装して街中で盛り上がっている大勢の人たちを見て驚きました。ただ、ほとんどの日本人が ハロウィンの意味も知らないでやっているあたりが 『あー日本!』って気もしますが、まあ収穫祭なので文字通り “ 祭り ” で騒ぐのと同じと思えばそれもアリかなと納得しています。 江戸の頃なんかは旧暦の10月20日に「恵比寿講」で、商人を中心に大宴会をし1年の締めとしていたようで、旧暦11月からは冬、来年の為の準備期間とでもいう感じなのでしょうか?

そして、現在は12月に行われる歌舞伎の顔見世興行が旧暦だと11月1日から行われていて・・・とここで話は脱線しますが、皆さんは「12月の顔見世」を不思議に思ったことはありませんか? 私はなせ1月じゃないのかと ずーっと思っていました。で、どうしてかというと、これは当時江戸時代の役者さんたちが1年契約で 11月から翌年の10月までが期限で入れ替えされていたようで(まるで今どきのアイドルの総選挙みたいですが) それで11月1日が初日イコール顔見世となっていたようです。その名残が新暦に直しての12月の顔見世なのかと、なるほどと勝手に得心したりしていますが、当時の顔見世も まるでお正月のように華やかだったようなので、ハロウィンと恵比寿講+歌舞伎の顔見世、ヨーロッパも日本も 昔も今も厳しく辛い冬を乗り切るために、 結局人は似たことをやっているのかなぁと思い・・・んっ成長が無い?・・・(笑)

まあ現代に生きる私たちは、年末という1年の区切りまでにはまだ2ヶ月あるので、ゆく秋を惜しみつつ冬がゆっくり来ることを願いながらぼちぼち準備をするのが良いのではないでしょうか。 大体、来月にはクリスマスという大イベントが待っていますし(笑) 私個人的には昔の人にあやかるわけではありませんが、近々オペラを観に行って年末を盛り上げていこうと思っています。 その詳細については次回に、ではまた来月!

平成26年11月

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