ちょっと一服しませんか?

はじめまして、小柳茶道華道教室HPの管理人です。ここでは「ちょっと一服=一休み」ということで、 広い意味でのお茶やお花に関係のある物や話題について、また日常の中でちょっと気がついたことなどを書いていきたいと思っています。 若輩者で色々な間違い(勘違い)などがあると思いますが、温かい目で見ていただけることを信じて、末永くお付き合いをよろしくお願いいたします。

  あっという間に 木枯らしが・・・

晩秋、この言葉がぴったりの季節になりました。本当に夏が長かったせいか、秋があっという間に駆け抜けていった気がする今年です。 こんなに行き過ぎるのが早いと、紅葉を見て黄昏ている余裕もなく、急いで冬支度をしなきゃ!って気分になります。 せめてもの慰めは、我が家の庭の木の紅葉の綺麗さでしょうか、手前味噌です・・・木枯らしよ、吹かないで(笑)

それはそうと、私 先月本格的なオペラを見てきました。りゅーとぴあ・新潟市民芸術文化会館で上演された、 プラハ国立歌劇場 モーツァルト オペラ 《魔笛》 の公演に行ってきました。前にホールオペラ形式のオペラは見たことがあったのですが、 本格的なものは初めてで その迫力に圧倒されました。コンサートホールでの上演なので、ホールにはオーケストラが入る “ オーケストラ ・ ピット ” が無く、 どんな風に舞台を作るのかとても興味深かく楽しみにして行きました。舞台上の一番前にオーケストラを配置して、その後ろを高くかさ上げして演者たちの舞台を作り上げる、 そんな感じで工夫がされていました。

舞台装置や衣装の素晴らしさはもちろんですが、何と言ってもオペラ歌手の皆さんの歌の凄さ美しさが見事としか言いようがありませんでした。 ストーリーの本筋は王子様とお姫様の結ばれるおとぎ話というか、勧善懲悪の時代劇のような話しの中に、ちょっとだけ当時の思想が背景にミックスされている変わった?面白いお話です。 でも、このユニークさが 「さすがモーツァルト!」と言わしめるところかと思いました。でも最高傑作 《魔笛》 の魅力は、やっぱり < 夜の女王のアリア > です。 オペラ素人の私には凄かったとしか言いようがないですが、あの2つのアリアを聞くためだけに見てもいいと思わせる素晴らしいものです。ちなみに、役柄的には < パパゲーノ > が好きです。 あの優柔不断で てきとーなところがたまりません(笑)

さてもうすぐ終わってしまう秋ですが、少しでも長く踏ん張って、穏やかな季節を与えて欲しいと願っています・・・なぜこんな殊勝なことを私が言うかというと、私ごとですが、先月の後半に背骨の圧迫骨折をしまして、 只今コルセット着用中です(痛!) なので、少しでも冬が遅く雪が少ない方がいいです・・・神様お願い!(泣)

平成25年11月

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