ちょっと一服しませんか?

はじめまして、小柳茶道華道教室HPの管理人です。ここでは「ちょっと一服=一休み」ということで、 広い意味でのお茶やお花に関係のある物や話題について、また日常の中でちょっと気がついたことなどを書いていきたいと思っています。 若輩者で色々な間違い(勘違い)などがあると思いますが、温かい目で見ていただけることを信じて、末永くお付き合いをよろしくお願いいたします。

 とき 朱鷺 トキ !!

5月 春本番のはずが、いきなり寒さが逆戻りって、本当に今年の春はどうなっているんでしょうね。庭を見渡せば 自然は春の花から大急ぎで新緑の季節に変わろうとしていますが、 この寒さで足踏みなんて・・農家の方にとっては毎年の事とはいえ、自然相手は本当に大変だなぁとつくづく思います。皆さんの所では暖かいですか?

それはそうと、皆さんは朱鷺の話は知っていますか。新潟では3月以来 朱鷺のヒナについての話が楽しいニュースとしてテレビや新聞をにぎわしていますが、 今年は何羽産まれたか?というような平和な話ではなく、まるで人間臭い「まさかトキの世界まで!?」というような驚きの話が一番の話題です。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、 トキの不倫?です。一組のトキのペアが抱卵の最中にメスに逃げられるという事態が起きました。メスは卵を放棄して、なんと!別のオスと巣作りをして 只今抱卵中です。

出て行ったメスについてですが、自然界ではやはりというかすぐに別のオスとというのは珍しい事のようです。ただこのメス、自身も母鳥には育ててもらえなかったそうで(この時はオスがメスを追い出したそうです)可哀そうなところもあるようですが、 けれど私としてはやっぱり一言そのメスに言いたい・・なんなんだそれはー!同じメス?として情けなさ過ぎるだろう・・なんだかとほほな感じです(泣) メスの事はさて置き、問題は残されたオスと子供たちの運命です。 これが泣けます!メスが帰って来なくなった後、オスは一羽で卵を抱き続け、2羽のヒナを返しエサを与え続けました。その間自分の事は顧みずといった様子が余りにも切なくて「パパトキ がんばれ!」と、つい肩入れしてしまいました。

ただ、パパトキの苦労は報われずヒナは2羽とも死に、今 巣を離れたパパトキは消息不明のようです。悲し過ぎです、どうか元気で幸せになって!と願わずにはいられません。折角の春一番の話題が 暗いものになってしまい、天気もこんなで今一つ気分が上がってきませんが、そこは明日が八十八夜の新茶でも飲んでお菓子を食べ 少しほっこりしたいと思います・・・ドンマイドンマイ(悲)

平成25年5月

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