ちょっと一服しませんか?

はじめまして、小柳茶道華道教室HPの管理人です。ここでは「ちょっと一服=一休み」ということで、 広い意味でのお茶やお花に関係のある物や話題について、また日常の中でちょっと気がついたことなどを書いていきたいと思っています。 若輩者で色々な間違い(勘違い)などがあると思いますが、温かい目で見ていただけることを信じて、末永くお付き合いをよろしくお願いいたします。

 寒〜い春・・・

今日から4月、春本番!と言いたいところですが、新潟は昨日からまるで季節が逆戻りをしたように寒くて”みぞれ”や”あられ”が降ったり、今日は朝からすごい音をたてて強風が吹いています。 テレビでは桜が美しく咲いている映像をよく見るようになりましたが、新潟ではまだ少し先のようです。せめてこの風が我が家の白梅を散らさないで欲しいと願っているところです。 ところで私は先日友人とオールドヴィンテージのワインを飲んできました。といっても自分で買ったものを持ち込んでレストランで開けてもらったわけですが、なぜ自宅で飲まずにそんなことをしたかというと、 飲んだワインが1967年製のもので、これだけ古いと自分でコルクをうまく抜く自信がありませんでした。でもこれが正解!ワインそのものの状態は良かったのですが、 やはり40年以上たった物のコルクを抜くのは想像以上に大変で、ソムリエの方も苦心されていました。本当に自分でやらなくて良かったとつくづく思います。 肝心のワインはというと、色は透明度の高い深いルビー色で、香りは深い森の中の湿った落ち葉ような香りに 野性的な匂いをプラスしたような感じとでも言いましょうか。 味は程よい渋みと、40年もたった物とは思えないほどまだ酸味も残っている若々しさで「あーこのワインはまだ活きている」と感じさせてくれました。素人の感想なので うまく伝わらないと思いますが、そこは皆さんの想像力に頼らせてください。ちなみにワインは「カロン・セギュール」です。時間の経過と共に香りと味を変えてゆくワインは、まるで人の成長のようで 私も美味しいワインになりたいと思わせてくれました。ただそれには相当な努力が必要なのは悲しい現実ですが(泣)まずは私にも”楽しい春”が来るように地道に頑張りたいと思います!(笑) 桜が咲く華やかな春が来るまであと一息、庭の沈丁花の香りに春を感じて待ちたいと思っています。

平成20年4月

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