〜 義士茶会 〜義士茶会・床

ここ数年来、夏・秋が長く冬の訪れが遅くなっている新潟ですが、今年は早くから雪が多いと天気予報で言っていたので心配していました。ですが実際は 加茂市で初雪が降ったのは10日のことで、これは新潟市よりも遅く もちろん東京よりも遅かったのに驚いています。こういう “ はずれ ” は本当に有り難いと喜んでおります。 お蔭で小柳茶道教室では、恒例の「義士茶会」を雪の無いまま開かせていただきました。義士茶会には雪がつきものなので、風情としては少しだけ物足りないかなどと考えていたせいか、 翌日は雪の朝になってしまい反省しています。この寒さの中来てくれる生徒さんたちの事を思えば、雪がない事こそ幸いと感謝しております。12月に入って、忠臣蔵の真実を追うテレビ番組がいくつかありましたが、 史実に元づく真実は時間が経てば経つほど新しい研究が進んで行くのでしょうが、一つだけ変わらないことは、赤穂の方々も吉良の方々も、結果としてどちらもとても辛く悲しい思いをされたのだということに思い至ります。

義士茶会・点前 茶会の様子 T

今年最後のお稽古である義士茶会は、生徒さんたちとの総仕上げでもあり、一年間の反省や良かったことなどを考えつつ、心静かに互いを思いやることが出来れば良いと思っています。 その上で宗へん流ゆかりの、忠義に生き また命を落とした赤穂や吉良の方たちのご冥福をお祈りしながら、一服のお茶を捧げたいと思っております。最後にはいつも通りにお蕎麦をいただき、 暖かい気持ちで茶会をお開きにいたしましたが、生徒さんたちには共に来年に向け、一層気を引き締めてお稽古に励んでもらいたいと望んでいます。

 茶会の様子 U義士茶会・干菓子義士茶会・主菓子

お菓子は、主菓子には “ 柚子 ” (大和屋 謹製)を使わせていただきました。冬至が近いこともあり 爽やかな柚子の香りに、なぜか暖かさを思い出しながら お茶をいただくと心が落ち着いてくるのが不思議です。 干菓子には、 “ かいちん〜クリスマス〜 ” (石川屋 謹製)と、併せて “ 霜ばしら ” (九重本舗・玉澤  謹製)を 使わせていただきました。クリスマスを彩る可愛らしい錦玉と、キラキラと冬の凍てつく寒さを思わせる菓子の甘さが、年の終わりを感じさせます。 明くる新しい年が皆様にとって良い年になるようお祈りしながら、今年を無事に締めくくることが出来ることを喜び、また来年もお稽古に精進していきたいと思っております。[右の写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます]

新潟県加茂市新栄町10-34

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