〜 初釜 〜初釜・床

明けまして おめでとうございます。新年を寿ぎ、皆様と共に良き年を迎えられたことを嬉しく思っております。小柳茶道教室のある新潟県加茂市では、珍しく 昨年末に雪が少し降り積もった程度で、穏やかで暖かい年越し、そして年始を迎えることが出来ました。ですが、小柳茶道教室が 「 初釜 」 を開かせていただいた1月半ばには、 例年通り天候も不順となり、17日当日の予報も悪いものだったので心配をしていました。朝は雲間から太陽が顔を出し、その中で雪がちらつくという不思議な天候でしたが、お茶事が始まるころには 雪もやみ、少し暖かさを取り戻した穏やかな天気となりました。今朝は「阪神・淡路大震災」から21年目という祈りの日にあたりますが、こうして無事に初釜を開くことが出来る喜びを、 生徒さんたちと感謝しつつ、祈りの気持ちを込めながらお稽古始めとさせていただきたいと思います。


初釜・点前初釜・八寸 茶事の様子 T

「初釜」毎年の事ですが 1月1日の元旦とはまた違い、その朝は茶道を学ぶ者にとって清新な心持で迎える特別な一日の始まりです。特にその年の当番である生徒さんは 慣れない茶会の準備に追われ、当日は大変緊張したことと思われます。昨年末より準備をし今日という日を迎え、お客様を入れての華やかな時を過ごすには、裏方としての念の入った働きがあってこそと実感しているのではないかと、 またそうあって欲しいと思っています。それは他の生徒さんたちに向けても同じで、次は自分と思い備え、お稽古に励んでくれることを望んでいます。お客様に楽しんでもらえることが喜びで 苦労も報われ、また 客としても亭主の苦心を察することが出来るように、日々研鑚を共に積んでいきたいと思います。

 茶事の様子 U初釜・干菓子初釜・主菓子

お菓子は、主菓子には歌会始の御題 「人」 にちなみ “ もろびと ” という菓子(大和屋 謹製)を使い、 干菓子には ” 初夢 ” という茄子の砂糖漬け(大松屋本家 謹製)と共に、“ 富士 ・ 松 ” (大和屋 謹製) と “ 辻占福寿草 ” (諸江屋 謹製)を使いました。 紅白に金粉という目出度いキントンに、富士や松で目出度さを増し、そして何と言っても鶴に初夢を乗せて 皆さんに福を重ねて送りたいという思いを感じていただけたら幸いです。 [右の写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます]

新潟県加茂市新栄町10-34

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