〜 七夕の茶事 〜七夕・床

近年では “ 天候不順 ” がまるで普通の事のようになってきているのに怖さをおぼえながら、今年も新潟は雨の少ないおかしな梅雨を過ごしておりますが、 皆様の処ではいかがでしょうか。とは言いつつも、雨はこうして降らないなら降らないなりに、降り過ぎればそれはまたそれなりに文句の付けたくなる厄介なもの、詰まるところ私たちが我が儘なのかもしれませんが、 それでも七夕の夜は晴れて欲しいと望んでいました。そうした中 小柳茶道教室では 「 七夕の茶事 」 を開かせていただきましたが、残念ながらやはり天気は思うにまかせず、 <雨夜の品定め> であれば面白くもありますが 雨の七夕では絵にならないので、少しでも七夕らしい風情をと室礼を考えてはみましたが いかがだったでしょうか。


七夕・室礼七夕・点前 茶事の様子 T

夏らしい涼やかな部屋の仕立てに加えて、笹と季節の花を結界にあしらい、床にも笹飾りを飾って また花入れにも爽やかさを添えて、七夕の室礼といたしました。 見上げれば灰色の雲ばかりの日でしたが、茶席は色とりどりの華やかさを見せられたのではないかと思います。夏はこれからですが、暑さに負けず生徒さんたちと共に お稽古に励みたいと思っております。

 茶事の様子 U七夕・干菓子七夕・主菓子

お菓子は、主菓子には “ 天の川 ” (七條甘春堂 謹製)を使いました。干菓子には “ 暦 〜七夕〜 ” (亀屋良長 謹製)と、 金平糖 “ 星に願いを ” (緑寿庵清水 謹製)を使わせていただきました。主菓子の天の川はその名の通り、夏の夜に美しくきらめく星の川を写しとったような綺麗さで、 柔らかい甘さが夏の暑さを忘れさせ爽やかさを思い浮かべさせます。また干菓子は五色の短冊に綺羅星、そして短冊に見立てて笹に飾られた5色の金平糖の中からひとつ 紫色(巨峰)のものを使いました。 どれもとても可愛らしく、中でも金平糖は香りが素晴らしくて、一足早く夏を感じさせてくれました。本物の満天の夜空は見ることが叶いませんでしたが、せめてお菓子で夢を見ることが出来たのではと思います。 [右の写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます]

新潟県加茂市新栄町10-34

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