水無月の茶事 〜 father's day 〜父の日・床

今年の新潟は例年より1週間、昨年よりは約2週間早い梅雨入りでしたが、ここまでは空梅雨のようで、今年の天候不順から考えると7月の天気が不安でなりませんが、その最中 小柳茶道教室では 「 水無月の茶事 」 を開かせていただきました。今年は、私事ではありますが 春に主人を亡くして、2か月ほどお稽古をお休みさせていただきました。 その間、生徒さんたちにも色々と心配をかけ、また気遣っていただいて本当に有り難いと感謝しております。先月の半ばよりやっとお稽古を再開して、今回が初めてのお茶事ということで 生徒さんたちも少し緊張していたようですが、気持ちを新たにして皆で頑張っていきたいと思っています。お茶事当日は “ 五月晴れ ” で、心晴れやかにお茶事を楽しむことが出来ました。 その様子が皆様に伝わればと願っています。

父の日・お菓子をどうぞ茶事の様子 T

「 水無月の茶事 」 の副題を “ father's  day ” と付けましたのは、亡き主人の事もございますが、 何より<父の日>が母の日に比べ余りにも扱いが軽く小さいことを常々寂しく思っていたからです。私たちに何が出来るというわけではありませんが、せめてこの茶事の中では 日々頑張っているお父様方のことをねぎらう気持ちを持って会をとり行いたいと思いました。暑い中働くお父さんたちに頑張れというエールを込めて、 生前頑張ってくれた主人への供養と思い、心の中で静かに祈っています。


 茶事の様子 U父の日・干菓子父の日・主菓子

今回のお茶事では、主菓子には まるでゲームのオセロを思わせる ” 羊羹オ・レ ”(パティシエ槌谷 謹製)を使い、ひよこ豆(春月 謹製)を添えさせていただきました。 羊羹オ・レはその名の通りカフェオレ味の羊羹でコーヒー好きのお父さんに。ビール好きのお父さんのためには枝豆というわけにはいきませんが 甘い豆を添えさせてもらいました。 干菓子には ” 紅花市 ”(豊島屋 謹製)を使いました。紅花はこの梅雨時期に咲く花で、可憐なだけでなく染料としたり 種からは油も取れる無駄のない花です。 平安の昔から “ 末摘花 ” として私たちには馴染み深い 紅い花を黒糖風味でいただいて欲しいと思います。甘いものがお好きなお父さん、またそうでない方でも食べられるのではないかと思われるお菓子を揃えてみました。 これから暑さも増していきますが、体に気を付けながら生徒さんたちと楽しく一緒にお稽古に取り組んでいけたらと思っています。[右の写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます]


新潟県加茂市新栄町10-34

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