〜 七夕の茶事 〜七夕・床

6月の半ばにはいつも通り梅雨入りはしたものの、まるで梅雨を追い越して夏になったかのような暑さが続いていましたが、7月に入り思い出したように梅雨らしさが戻ってまいりました。 これから七夕までの数日間こそ晴れていて欲しいものを、どうやら新潟では無理のようです。空梅雨も7月初旬であれば喜ばれるものをと、自然の事とはいえ天候の気まぐれさに恨めしくもあります。 そんな中 小柳茶道教室では “ 七夕の茶事 ” を開かせていただきました。七夕には少し早いこの日は晴れており、当日がこんなならと思わずにはいられませんでしたが、 梅雨の晴れ間の清々しい空気の中、七夕が迎えられる喜びを皆さんにお伝えできればと思っています。皆様お住まいの場所の<七夕>は晴れていらっしゃいますか。

七夕・点前お菓子をどうぞ 茶事の様子 T

今年はここまで暑い日が続いたこともあり、いつもより涼やかさを取りいれた室礼にいたしました。日が早かったこともあって、あえて短冊は用意しませんでしたが、 床には “ 氷室 ” のそれを思い浮かべられる花入れを使い、涼しさを感じてもらいたいと思いました。暑さもさほどではなかったこの日は、 生徒さんたちにとっては<お稽古日和>とでも言いたいような日で、一生懸命お点前のお稽古に励んでほしいと心の中で願いました。

 茶事の様子 U七夕・お菓子

お菓子は、主菓子には “ 紫陽花 ” と銘のついた涼しげで可憐なお菓子(三英堂 謹製)を使いました。干菓子には “ 花虎白 ” (藤い屋 謹製)を使わせていただきました。 紫陽花は、この季節に色とりどりの花を咲かせる 皮肉にも雨が良く似合う美しい花ですが、その露を落として濡れた花の瑞々しさを映したような綺麗な主菓子です。 干菓子は五色の短冊か、はたまた空の星々を思わせて可愛く、フルーツの香りが爽やかな軽く柔らかいお菓子です。どちらのお菓子も七夕に相応しいものですが、 唯一気になるのは紫陽花の花言葉でしょうか。花のせいか<移り気>などと有難くない言葉が多いようです。天上には花の美しさだけが伝わって欲しいと願っています。[右の写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます]

新潟県加茂市新栄町10-34

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