〜 雪椿茶会 〜床

小柳茶道教室では、新潟県加茂市主催で毎年「雪椿まつり」と併せて開催されている市民茶会(第三十三回 雪椿市民茶会)に参加させていただきました。 今年は青海神社を中心に加茂山で3席のお茶席が設けられました。その内1席が野点席で、私たちは青海神社の貴賓室内でお席を持たせていただきました。 例年4月29日に開催されるお茶席なので「みどりの日」らしく緑に囲まれてするお茶会、などと勝手に思っておりましたが、昨年から4月29日は”昭和の日”になり (みどりの日は5月4日)それにつけて雪椿茶会に臨む心持ちも少し変わったような気がいたします [右の写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます]


お点前 茶会の様子 T

今年は天候不順が続いていたので 天気が悪くならなければよいと心配していましたが、お茶会当日は晴天に恵まれ私の心配がただの杞憂で終わってくれたことを喜んでおりました。 今年の私たちのお席が室内ということもあり、野点のお席を持つ時に比べればそこまで天候を気にしなくてもよいのですが、わざわざ遠方からお茶会にいらして下さるお客様のことを思うと 晴れていること以上に良いことは無いように思われます。そして清々しく気持ちの良い陽気の中、朝から本当に大勢の方に来ていただきとても感謝しております。 今年は小柳茶道教室の中にも大きなお茶会が初めての生徒さんもいて、多くのお客様の前でお茶を点てたり お出ししたりするのはとても緊張したのではないかと想像しています。 もちろん高校生たちにとっては当然ドキドキだったのではないかと思っています。それぞれが日々重ねてきたお稽古の成果の片鱗でも 皆様にお見せ出来ていればよいと思っております。

 茶会の様子 Uお茶をどうぞ

今年のお菓子は、秋に「源氏物語」が千年紀を迎えることにちなんで考えさせていただきました。と、ここまではよいのですが、 今回もお菓子は何度となく試行錯誤して、お茶会の寸前にやっと決まるという大変さでした。銘を”かさね”とつけ、加茂市の「玉川屋」菓子店製作のお菓子です。 銘の”かさね”は十二単の「襲」からの連想です。お客様には美味しいと喜んでいただけたようで 今はホッとしております。


お菓子 茶会の様子 V

花は、丁度 我が家の庭の”牡丹”が薄紅色の蕾をつけてくれたものを生けさせていただきました。十二単の襲(かさね)の色目には”牡丹”という名前のものがあるそうで、 偶然ですが お菓子の”かさね”と同じく”牡丹”も「源氏物語」に縁があり とても不思議な感じがしていますが、こういう小さな縁を重ねていくのもよいものと思っております。 「昭和の日」に千年も昔にあったことに思いを馳せながらお茶をいただくのも また一興と楽しんでいただけたら幸いです。

新潟県加茂市新栄町10-34

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