〜 初釜 〜
新年 明けまして おめでとうございます。また新たな年を向かえることができたことをうれしく思っております。
今年は”雪椿茶会”(加茂市民茶会)の茶席を持たせていただく年でもあり、より一層気持ちが引き締まるのを感じています。小柳茶道教室では1月12日に”初釜”を開かせていただきましたが、
当教室のある新潟県加茂市では、昨年末に降った雪がお正月の松の内に消え 良かったと喜んでいたのも束の間、まるでこの日を待っていたかのように雪が降り出し、
昨年とは違って寒い雪の舞い散る初釜になってしまいました。
茶会の様子 T
それでもまだこの時点では雪が積もるほどでなかったのを幸いと思い、生徒さん達と今年初のお点前を楽しませていただきました。お濃茶の席では私が正客をさせてもらいましたが、
新しい年にいただく初めてのお濃茶は、心を落ち着かせてくれる妙薬と美味しく飲ませていただきました。お菓子は、主菓子には今年の御題の「火」にちなみ”篝の松”と銘をつけた きんとん(扇屋善吉 謹製)を使い、
干菓子には”縁起・福徳煎餅”(諸江屋 謹製)を使わせていただきました。これは打出の小槌や砂金包み等の形の煎餅を割ると中から縁起物の招き猫や天神様等の土人形あるいは金花糖(砂糖菓子)が出てきて、今年一年を占うという遊び心のあるものです。
茶会の様子 U
点心には出来るだけお正月らしい、また初春を思わせる物をと心掛けております。本来ならここで一献差し上げるところなのですが、車で来られる生徒さん達が多くなった今 それは出来ないので
烏龍茶にさせていただきました。また八寸には、この雪の降る合い間を縫う様に庭に出てきてくれた、春一番の我が家の”ふきのとう”をお出ししました。春はもうすぐと一瞬でも思って下さるといいのですが・・。
新潟の冬はまだ始まったばかり、少しずつ近づいてくる春を待ちながら生徒さん達と一緒にお稽古に励みたいと思っています。
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